みなさんこんにちは。サイジです。さて本記事は前田祐二さんの『人生の勝算』についての書評・感想についてまとめています。みなさん前田祐二さんはご存じですか?SHOWROOM株式会社の代表取締役社長であり、スッキリのコメンテーターをされています。現在は『メモの魔力』という本が39万部を突破して有名ですよね。そんな前田さんの初書籍となるのが『人生の勝算』です。読む人にとっては情熱が噴火しそうになる本なので、ネタバレなしでご紹介していきます。
本日の流れは以下のようになっています。
1『人生の勝算』のあらすじ【ネタバレなし】
2書店に積んでいるときは買おうという気持ちになれなかった
3『人生の勝算』を読むと前田祐二さんの印象が180度変わる
4最強のモチベーションアップとなる本
5『人生の勝算』には胸に刺さる言葉が多い
6若い社長の本は熱がこもっています
7こんな人にオススメ
それでは本題に移っていきましょう。
1『人生の勝算』のあらすじ【ネタバレなし】
前田さんの仕事に対する思考や行動原理を、自らの半生を交えながら赤裸々につづられています。帯には堀江貴文さんが「秋元さんから『堀江以来の天才がいる』というから会ってみたら、本当だった」や秋元さんが「勝算なんて何の根拠もないことを、この若き経営者は知っている。だから、前田裕二を信じた。」というコメントを寄せているので、かなりハードルが高い本だと感じましたね。でも読み終わると、そのハードルを余裕でとび越えるほどの情熱や意志がつまっていましたね。
2書店に積んでいるときは買おうという気持ちになれなかった
『人生の勝算』が発売されて本屋に積まれていたときのことはよく覚えています。正直、そのときは買う気持ちにならなかったです。理由は「チャラそうだったから」。表紙の中心に構える前田さんの髪型が、ぼくの高校生のときにいかにもチャラい人たちの間で流行っていた「前髪が長くて眉間に侵入」するタイプだったからですね。でも、まあ見た目で判断したらダメだってことを痛感しました。
3『人生の勝算』を読むと前田祐二さんの印象が180度変わる
おそらくぼくとおなじように「チャラそうだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかもイケメンなのでうっかりすると妬みそうになります。ただ、『人生の勝算』を読むと彼に対する印象が180度変わります。スッキリのときの前田さんをご覧になってください。めちゃくちゃメモを取ってますよ。本当に「変な偏見を持ってて申し訳ございません」と謝りたいくらいです。
4最強のモチベーションアップとなる本
『人生の勝算』から伝わってくる前田さんの仕事への情熱や意志、目標が自分自身の気持ちへと伝染していきます。その文章をなぞるだけで自分の情熱も刺激され「ぼくも頑張るぞ」という気持ちにさせてくれます。モチベーションアップにふさわしい本ですね。
5『人生の勝算』には胸に刺さる言葉が多い
『人生の勝算』には胸に刺さる言葉や納得する内容が多くあります。一部をご紹介しましょう。
「当たり前のことを徹底的にやり続けるだけで、他の人とは圧倒的な差がつくんだ」
これは前田さんが証券ブローカー時代に先輩に指導されて気づいたことです。仕事に慣れたら発展的なことを求めるようになりますが、当たり前のことだからこそ手を抜かず継続的に行うことが周囲と差をつけることが大事、ということはよく言われますが、成功している人ほどそれを痛感しているんですね。
・「どんなことであっても、人には絶対に負けない。目に見える成果を早く出して、高みに上るんだという強い執念のような気持ちが常にありました。」
これはすごく響きました。なぜなら同じようなことをぼくの上司も言っていたからです。仕事のテクニックも結果につなげるうえで大事ですが、その根底には執念のような気持ちを持ち続けることこそ成功に直結するんですね。
・「モチベーションを生むために、必要なのが『見極め』です。」
・「頑張るという言葉を分解すると、『見極めて、やりきる』ということです。」
・「モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い。」
前田さんがモチベーションについて分析されています。ここを頑張れば結果が出ると仮説を立てたうえで行動することこそモチベーションが向上するということ。それが高くならないのは見極めが甘い。……自分に言われているようでした。
6若い社長の本は熱がこもっています
OWNDAYSの田中修二さんの『破天荒フェニックス』もそうでしたが仕事にかける情熱がひしひしと伝わってきます。情熱が人一倍強いからこそ結果を出しているんだろうなと痛感しますね。
7こんな人にオススメ
大学生以上ならどなたでも心を揺さぶられる1冊ですが特に以下の方にオススメですね。
・2,30代の人
・前田祐二さんが好きな人
・前田祐二さんの見た目を好ましく思っていない人
・仕事に情熱を注ぎたい人
・反骨心が強い人
当てはまる方はぜひ手に取ってみてください。