みなさんこんにちは。サイジです。毎日読書をしています。
こちらのご要望を解決していきます。
本書は以下の3つのどれかに当てはまる方にオススメです。
・就活しているけれど自分の強みがわからず、自己アピールに困っている
・自分の強みを活かせる仕事がしたい
・「どうせ無理だ」と思って行動に移すことをためらってしまう人
あのメンタリストDaiGoさんも、本書をYoutubeでオススメされていました。
本書は、「クリフトン・ストレングス・ファインダー」をさらに改良したバージョンとなっています。
ドナルド・Oクリフトン
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』カバー表紙より
クリフトン・ストレングス・ファインダーの開発者。アメリカ心理学会より「強みの心理学者」として表彰される。
1998年、クリフトン博士によって〈ストレングス・ファインダー〉のアセスメントと34の資質が生み出された。博士の40年に及ぶ調査・研究に根差し、2004年には開発者に敬意を表して〈クリフトン・ストレングス・ファインダー〉と改称されたこのアセスメントによって、世界中で数百万人の人々が自らの資質を発見し、才能を開花させている。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』では、あなたの強みを明らかにするだけでなく、強みを活かすアイデアも豊富に書かれています。
ウェブテストを受けることであなたの強みを抽出することができます。かなり細かい質問を100問ほど答えるので、時間に余裕のあるときにテストしましょう。
本書のオススメの読み方は以下の3つです。
・必ず新品を購入しよう
・ウェブテストを受けたら、あなたに当てはまる箇所だけ読めばOK
・応用すれば、あなたの周りの人の強みも活かせ、良い関係を構築できる
ウェブテストを受け自分の強みを発見して読むことに本書の価値が出てくるので、必ず新品を購入しましょう。
本書にはウェブテストを受けるためのコードがついています。
こちらのコードは1回しか使えません。
なので中古本を買ってしまうとすでに使用済みである可能性が高いです。
ぼくも最初は中古で購入して、見事に購入しなおしました。
ウェブテストを受けたら、あなたの強みが4つ出てきます。
まずはその部分だけ本書から抜き出して読むだけでOKです。また、「それぞれの強みを持つ人との働き方」にも言及されているので、
自分の強みや行動を学んだら、そちらにも目を向けてみるのもありですね。
それでは『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』の要約に移っていきましょう。
目次
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』の要約・まとめ

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』の要約をご紹介します。
要約①:欠点克服の努力より、強みに基づいた行動こそが自分を飛躍させる手段だ
要約②:強みの方程式を実践すれば、常に成果を出すことができる
要約③:弱みを克服する必要はない。それを補うアイテムを使用し、パートナーと組もう
ひとつずつ解説していきます。
要約①:欠点克服の努力より、強みに基づいた行動こそが自分を飛躍させる手段だ
才能を伸ばすことにエネルギーの多くを注ぐことができれば、私たちは飛躍的な成長を遂げることができる。
(出典)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』p16より
欠点を克服する努力をしても、結果に表れにくいと強く主張しています。
しかし現実は、欠点を克服する努力こそ美しく、多くの時間を費やすことが良しとされていますよね。
人間の強みを40年研究しているギャラップ社によれば、強みに基づいた行動をすることで飛躍的な成長をもたらします。
本書では初めに「いばらの道を選ぶな(=わざわざ欠点を克服する努力に時間を使うな)」というメッセージを打ち出しているんです。
それが象徴しているように、欠点克服の努力より強みに基づいた行動こそ重要であり、結果をもたらす手段であることは間違いないですね。
要約②:強みの方程式を実践すれば、常に成果を出すことができる
最も成功している人は、その人が持つ高い才能を起点にしてスキルや知識を身につけ、練習している。こうすれば、才能は何倍にも増幅して開花するのだ。
(出典)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』p22より
知識やスキル、訓練は、弱点の克服ではなく、才能を伸ばすことに使うべきだと本書は強く主張しています。
また、そのために以下の強みの方程式に沿って行動することが重要です。

(出典)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』p23より
上図のように、生まれ持った才能に多くの時間を使って磨き上げることで、盤石な強みを得ることができます。
要約③:弱みを克服する必要はない。それを補うアイテムを使用し、パートナーと組もう
自分があまり持っていない才能がどのような分野なのか知っておくことで、大きな障害を避けることができる。
(出典)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』p24より
知識や訓練は自分の強みを磨き上げるために必要なので、弱みを克服する必要はないです。
その代わり、自分は何が弱いのかを把握し、自分の弱みを強みとして持っているアイテムの利用やパートナーと手を組むようにしましょう。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』の書評

続いて、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』の書評をご紹介します。
書評①:「これだ」という自分の強みを定められる1冊
書評②:強みがわからなくて悶々とした状態から抜け出せる
それぞれ解説していきます。
書評①:「これだ」という自分の強みを定められる1冊
自分が考えている強みは本当に正しいのかな?考え直してみると不安になりますよね。
本書は、その強みの答え合わせのような役割を担っています。
自分が思っていた強みと違っていても問題ありません。
新たな自分の強みを活かすアイデアも豊富に含まれているので、むしろこれまでよりいきいきとした生活を送ることができます。
書評②:強みがわからなくて悶々とした状態から抜け出せる
本書のウェブテストを受けると「こういうの強みだったんだ」「やっぱりこういうことを得意としているんだ」と自分の強みをはっきり把握することができます。
強みがわかると、やりたい仕事、どのような役割を担いたいかといったことも明確になるので、社会であなたの立場を確立しやすくなります。
どんな人でも強みがあり、迷うあなたにも強みを発見してくれるので、自信をもたらしてくれます。
まとめ

学校や会社にいると、欠点や苦手の克服に重きを置かれます。それは挫折する可能性がありあまり楽しくはありません。
本書を読んであなたの強みを発見し、強みを活かした行動をすることで大胆に活躍できるようになりましょう。