みなさんこんにちは。サイジです。毎日読書をしています。
こちらの要望を解決していきます。
『知識を操る超読書術』はDaiGoさんの最新著になります(2019年12月3日現在)。
人間の心理効果を有効活用した読書法で、今までより本から多くの内容を吸収できるようになります。
本書から得られることは以下の3つです。
・本の内容を忘れずに、多くのことを吸収できるようになる
・誰でも実践可能な読書テクニックがわかる
・読書したい欲が盛り上がる
上記より、以下のタイプに当てはまる方は本書をオススメします。
・読書習慣をつけたい
・読書してもすぐに挫折してしまう
・読んだ内容をすぐに忘れてしまう
著者のメンタリストDaiGoさんのことをご存じの方は多いかと思います。
一時、テレビのパフォーマンスで一世風靡し、現在はニコニコ動画やyoutube、企業コンサルなど、多岐にわたる活躍をされています。
ぼくも毎日youtubeを見てお世話になっています。
本書を読む前に「読んだ本が頭に入りやすくなる【目次の読み方】解説」というDaiGoさんのyoutubeをご覧いただくことをオススメします。
これでインプット力を高めておきましょう。
さらに、DaiGoさんの『自分を操る超集中力』を組み合わせて読むと、集中して読み切れるようになります。
それでは本題に移っていきましょう。
『知識を操る超読書術』の基本情報

『知識を操る超読書術』の基本情報をご紹介します。
書名:知識を操る超読書術
著者名:メンタリストDaiGo
出版月:2019年11月18日
出版社:かんき出版
メンタリストDaiGoさんのプロフィールはこちらです。
メンタリストDaiGo
◎―慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。
◎―その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果を上げ続けている。『知識を操る超読書術』カバーより
◎―著者は累計330万部。『自分を操る超集中力』『人を操る禁断の文章術』(ともにかんき出版)、『週40時間の自由をつくる超時間術』(実務教育出版)ほかヒット作多数。
本書は以下の4章で構成されています。
第1章 読書にまつわる3つのフェイク
第2章 読書の質を高める3つの準備
第3章 理解力と記憶力を高める5つの読み方
第4章 知識を自在に操る3つのアウトプット
ある程度読書習慣のある方は、第2章から読み進めて大丈夫です。
読みやすく実践しやすいようにわかりやすくまとめられているので、あっという間に読むことができます。
『知識を操る超読書術』の要約・まとめ

続いて、『知識を操る超読書術』の要約をご紹介します。
要約①:本の内容の理解度を上げることは、読む前の準備で7割決まる
要約②:読む前・読んでいるとき・読んだ後のそれぞれに段階で効果的な読み方がある
要約③:頭に残る読み方は、アウトプットを意識することにある
ひとつずつ解説していきます。
要約①:本の内容の理解度を上げることは、読む前の準備で7割決まる
なんとなく本を手に取り、最初から読むものだと思ってページをめくり、進めていく人と、「なぜ、自分はこの本を読もうと思ったのか」「その本からどんな知識を得たいと考えているのか」という目的を明確にしている人とでは、読書体験が異なります。
『知識を操る超読書術』p7より
読書するモチベーションづけと目的の明確化により、インプットする力を上げられます。
その具体的な読む前の準備として以下の3つの方法があります。
・マインドマップ:目的を明確にする。(例)なぜこの本を手に取ったか、どんな知識を得たいか
・キュリオシティ・ギャップ:知りたいことを整理し、好奇心を刺激してモチベーションづけをする
・セルフテスト:読み切れずに挫折することを防ぐため、事前にどこが弱点化を理解する
上記3つより、インプットしたい知識、インプットしたい気持ちを明確にすることで読書前の準備が完了します。
要約②:読む前・読んでいるとき・読んだ後のそれぞれに段階で効果的な読み方がある
好奇心や想像力、質問力を駆使して、自ら仕掛けていく姿勢が理解度を高める読み方となるのです。
『知識を操る超読書術』p123より
能動的な読み方で本から吸収できることが増えていきます。
その読み方は、読む前・読んでいるとき・読んだ後でそれぞれ5つあります。
・読む前(後):予測読み=表紙・目次から内容を予測。意外な結果のほうが頭に残るので外れてもいい。
・読んでいるとき:つなげ読み・要するに読み・視覚化読み=自分の言葉や経験につなげることで内容を吸収しやすくなる
・読んだ後:しつもん読み=事前に考えた質問・疑問の答え合わせをする
要約③:頭に残る読み方は、アウトプットを意識することにある
アウトプットを想定しない読書は、自分がわかっていると思い込んでいるに過ぎません。自分の言葉に落とし込めていない記憶はすぐに消えていきます。
『知識を操る超読書術』p193より
アウトプットには以下の2つのポイントを押さえることが重要です。
①本から得た知識を定着させ、あなたや周囲の人のために役立てること
②読んでいて、「これはいいな」と思った方法を実践し、習慣化すること
※『知識を操る超読書術』p193~194をもとに作成
この2つのポイントを実現するために、3つの方法を駆使していきます。
・テクニカルタームを使って聞き手の心をつかむ
・SPICEの公式で説得力を上げる
・思想書と科学書のダブル読みでアウトプットを深める
各方法の詳しい内容については本書をご覧ください。
『知識を操る超読書術』の書評

続いて、『知識を操る超読書術』の書評をご紹介します。
書評①:心理効果を読書にうまく活用した超実践的な一冊
書評②:読書が苦手な人でも、挫折することなく読めるようになる攻略本
それぞれ解説していきます。
書評①:心理効果を読書にうまく活用した超実践的な一冊
心理学を駆使するメンタリストDaiGoさんならではの読書法がつまっています。
すぐに実践できるレベルにまで落とし込んでいる内容なので、本書を読みながら別の本で試してみたくなります。
書評②:読書が苦手な人でも、挫折することなく読めるようになる攻略本
「内容が難しくて挫折した」「最初は張り切って読んでいたがすぐにあきらめた」。
このように読書を苦手にしている人が陥る要因を、心理学のアプローチで解決に導いています。
なので読書を苦手にしている人にとっての攻略本となくこと間違いなしです。
『知識を操る超読書術』を読むべき理由

最後に『知識を操る超読書術』を読むべき理由をご紹介します。
理由①:「わかったつもり」から本当に理解する読書へと変えることができるから
理由②:本書の内容を実践すると早速効果が得られるから
それぞれ解説していきます。
理由①:「わかったつもり」から本当に理解する読書へと変えることができるから
「この本ってどういう内容が書いてあったの?」と言われて、答えに詰まる経験をしたことはありませんか?
ぼくもありますが、実はわかったつもりになっているだけだったということが多いんですね。
本書の内容を実践すれば、本当に理解できる読書へと変えることができるので、手に取ってみてください。
理由②:本書の内容を実践すると、早速効果が得られるから
読む前の準備を実践するだけで、インプットできる量が大きく変わってきます。
章のあいだにコラムが挟まっていますが、こちらのコラムもかなり有益かつ実践可能な内容になっています。
これから読書を習慣づけたいと考えている方は、まずは本書から読み方を学習することをオススメします。