投資

【米国株】メタの株・株価上昇率や銘柄分析

こんにちは。サイジです。

本記事ではアメリカのメタの株価上昇率や配当、銘柄分析の結果を解説していきます。

悩む人
悩む人
メタはこれからも株価は上がっていきそうかな? 財務系のデータをいろいろ見てみたい

こちらの疑問にお答えしていきます。※投資は自己責任でお願いします。

本記事の要約


①配当は出していないけれど、株価上昇率はS&P500を大きく上回っている
②メタバースに100億ドル以上を投資しており、今後の成長が注目される
③連邦取引委員会から睨まれているものの、粗利益率が80%という驚異的な数値をあげている

メタ旧フェイスブックです。2021年にメタ・プラットフォームズという社名に変更しました。
メタバースに注力するという意思表明として見られています。


が、独占禁止法が指摘されていたり、人権問題でのマイナスイメージを払しょくする狙いもあるともされています。

本記事ではそのメタの財務データから経営状況を明らかにして、投資対象として魅力的なのかを検証していきます。

Meta(FB)の株価上昇率

メタS&P500の株価上昇率を比べました。

株価上昇率はS&P500を大きく上回っていますが、直近は大暴落しています。

直近の大暴落の理由はQ. なぜMeta(Facebook)の株価は大暴落したのか?3つの要因と今後の7つの注力領域とは?に詳しく書かれていますのでご参考ください。

2022年2月10日現在の時価総額は約5500億ドルです。株価の割安・割高を判断できるバフェット指標で計算すると約2.62となります。
1を超すと割高と言われています。

バフェット指標の計算式

当該国の株式時価総額÷当該国の名目GDP×100

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メタの事業内容

事業内容

メタフェイスブックインスタグラムをはじめとしたSNS運営のほかに、ゲームやメタバースにも注力しています。

メタの代表的なブランド


・フェイスブック
・インスタグラム
・メタバース
・オキュラス(ゲーム)
・メッセンジャー

メタ(旧フェイスブック)の創業者、マーク・ザッカーバーグは「今後数年間、毎年100億ドル以上をメタバースに投資する」と発言しています。


フェイスブックの伸び悩みにより、新たな若い顧客層を手に入れる手段のようです。

メタバースの成功がメタの命運を左右すると言えますね。

世界のSNS利用者割合

日本ではツイッターやインスタグラムが浸透していますが、世界ではフェイスブックが最も高い割合を占めています。

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メタの銘柄分析

ここからは、メタの株価や財務諸表からの銘柄分析の結果をまとめていきます。

財務諸表を用いた銘柄分析

僕の分析は主に「バフェットの財務諸表を読む力」に基づいています。
ウォーレンバフェット流の分析では、その企業に永続的競争優位性があるかどうかを見極め、投資の判断を行っていきます。

永続的競争優位性とは?

まず競争優位性とは、文字通りその企業が他の企業との競争に優位に立てている状態のことを言います。その状態が今後も続いていくだろう企業に対して「永続的競争優位性を持つ」と投資の神様、ウォーレン・バフェットは表現しています。

それでは損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書とパートを分けて財務諸表の分析結果を解説していきます。

メタの損益計算書

まずは損益計算書から確認していきます。

粗利益率、純利益、純利益率の推移

粗利益率が40%を超えると何らかの永続的競争優位性を持つ可能性が高いです

粗利益率は驚異の80%を達成する年も多く、ビジネスモデルの優秀さが目立ちます。

純利益は右肩上がり、売上高に占める純利益の割合は20%以上だと永続的競争優位性を持つ可能性があります

純利益の推移、売上高に占める純利益の割合も永続的競争優位性を持つ要素に当てはまっています。

粗利益に占める販管費、研究開発費、減価償却費の割合

永続的競争優位性を持つ企業は、販管費が一貫して低い傾向にあります

永続的競争優位性を持つ企業は粗利益に占める研究開発費、減価償却費の割合も低い。激しい競争に打ち勝つために新商品の開発や工場費にお金をかけ続ける必要がないからです。

販管費、減価償却費、研究開発費ともに低く一貫した推移をたどっています。コストがかかっていないのが粗利益率を高めている要因ですね。

PER(一株当たり利益の推移)

PER(一株当たり利益)とは?

PER=当期純利益÷発行済み株式総数。PERが高いほど、株価も高くなる

永続的競争優位性を持つ企業は、10年間でのPERの推移が右肩上がりになる可能性が高い

コチラも顕著な右肩上がりを描いていています。

損益計算書からは永続的競争優位性を持つ要素が複数見つかりました。
さすがGAFAの一角として世界に君臨する企業ですね。

メタの貸借対照表

続いて貸借対照表の項目に移ります。

現金・現金同等物の推移

※2021年の業界決算が出ているところが少なく、データはありません。

永続的競争優位性を持つ企業、優良ビジネスは、大量の借入金や株式発行、資産売却なしで本業で収益を上げた結果、大量の現金を保有できている可能性が高いです

優れたビジネスモデルで、現金保有は競合を圧倒しています。豊富な資金力で買収戦略も行えるわけですね。

総売上高に占める売掛金の割合

※2021年の業界決算が出ているところが少なく、データはありません。

売掛金とは?

商品やサービスを後払いとして取引すること

総売上高に占める売掛金の割合が一貫して同業他社より低い場合、永続的競争優位性を持っている可能性があります。


ほぼ一貫して同業他社より売掛金は低いです。同業他社に比べて有利にビジネスを進めていける裏付けが取れています。

土地および生産設備、のれん、無形資産の推移


競争優位性を持っていると、現在の設備を使い切るまで使用すればよいので経費が掛かりません。激しい競争にさらされている企業は、どんどん設備投資していく必要があり、莫大な経費が掛かります。


土地および生産設備を含む有形固定資産は上昇し続けています。

用語解説

のれん代:ある企業を買収するとき、帳簿価額(買収される企業の純資産)よりも高い代金を払った場合、超過分がのれん代に載る
無形資産:特許やブランド名など、物理的に手に触れることのできない資産のこと

永続的競争優位性を持つ企業は、長期にわたり、のれん代が増加している可能性がある

メタはインスタグラムやオキュラスなど数々の買収を行うことで有名です。その分のれん代は上昇し続けています。

ROA(総資産利益率)、ROE(株主資本利益率)の推移

ROAとは?

総資産利益率。企業が効率的に資産を使用しているかを示す。


ROEとは?

自己資本利益率(株主資本利益率)。企業が内部留保を有効に使っているかを示す。

〈コカ・コーラは430億ドルの資産にたいして総資産利益率が12%、(中略)〈ムーディーズ〉は17億ドルの資産にたいして総資産利益率が43%である。(中略)たとえば〈コカ・コーラ〉に対抗すべく430億ドルを集めるのは不可能だが、〈ムーディーズ〉に対抗すべく17億ドル集めるのは、可能な範疇に入ってくる。(中略)〈ムーディーズ〉の根源的経済性は〈コカ・コーラ〉よりもはるかに脆弱と言える。なぜなら、業界への参入コストが著しく低いからだ。

「バフェットの財務諸表を読む力」より

メタはROA,ROEともに高水準です。
現金保有も多く、競合の参入障壁も高く対抗することは実質不可能です。連邦取引委員会から独占禁止法などの指摘を受けていることがリスクぐらいでしょうか。

自己株式調整済み負債比率と内部留保

永続亭優位性を持つ企業は自己株式調整済み負債比率が0.8以下で内部留保は増加していく可能性がある


負債がかなり少ないため、自己株式調整済み負債比率の推移もかなり低くなっています。

アルファベットのキャッシュフロー計算書

最後にキャッシュフロー計算書の項目を確認していきます。

純利益に占める資本的支出の割合の推移

永続的競争優位性を持つ企業は、純利益に占める資本的支出の割合が減少する傾向にあります。なぜなら競争にさらされることで発生する、新たな資本投資をする必要がないからですね。

年間の割合が50%以下、なかでも25%以下ならさらに永続的競争優位性を持つ可能性は高くなります。

メタは高い年でも50%を超えることはありません。直近は25%以下でも抑えられています。

自社株買いの推移

永続的競争優位性を持つ企業は、優れた収益性を活かして長期的に自社株買いを行う傾向にあります

2017年から毎年自社株買いが実施されています。

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まとめ

本記事の要約


①配当は出していないけれど、株価上昇率はS&P500を大きく上回っている
②メタバースに100億ドル以上を投資しており、今後の成長が注目される
③連邦取引委員会から睨まれているものの、粗利益率が80%という驚異的な数値をあげている

さあ、まずは証券口座を開設して投資の準備を始めましょう。

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