投資

【米国株】マクドナルドの株価上昇率、配当、銘柄分析

こんにちは。サイジです。

本記事ではマクドナルドの配当、株価上昇率や銘柄分析の結果から、今後の投資価値を探っていきます。

悩む人
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マクドナルドの株を買ったらどれくらいの配当金がもらえるのかな? 株価は今後も上がっていくのかな? いろいろな財務データを見ながら投資の判断をしたい

こちらの疑問にお答えしていきます。※投資は自己責任でお願いします。

本記事の要約

①コロナの影響は大きく受けたが、2021年は回復傾向。
②株価上昇率はS&P500の推移とほぼ同じ。配当はやや高め
③世界最大のフランチャイズで優位性があり、財務データ3種からも永続的競争優位性を持つ要素が多数確認された

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マクドナルドの配当・利回り

マクドナルドの配当と利回りをご紹介します。

2022年には1.38ドルになっており、10年間増配が続いています。

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マクドナルドの株価上昇率・時価総額

マクドナルド株価上昇率時価総額を解説していきます。

VISAの株価上昇率

2011年から10年間の株価上昇率の推移は、ほぼS&P500と同じ推移をたどっています。

マクドナルドの時価総額

2022年3月30日現在の時価総額は1845.33億ドルです。株価の割安・割高を判断できるバフェット指標で計算すると約0.88となります。
1を超えると割高、下回ると割安と言われているので、やや割安な数値が出ています。

バフェット指標の計算式

当該国の株式時価総額÷当該国の名目GDP×100

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マクドナルドの事業内容

ここからはマクドナルドの事業内容について解説していきます。

事業内容

マクドナルドは世界の100ヶ国以上に展開しているフランチャイズチェーンです。1940年に開業してから現在は人々の生活に深く根付いています。

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マクドナルドの銘柄分析

ここからは、マクドナルドの財務諸表からの銘柄分析の結果をまとめていきます。

財務諸表を用いた銘柄分析

僕の分析は主に「バフェットの財務諸表を読む力」に基づいています。
ウォーレンバフェット流の分析では、その企業に永続的競争優位性があるかどうかを見極め、投資の判断を行っていきます。

永続的競争優位性とは?

まず競争優位性とは、文字通りその企業が他の企業との競争に優位に立てている状態のことを言います。その状態が今後も続いていくだろう企業に対して「永続的競争優位性を持つ」とウォーレン・バフェットは表現しています。

それでは損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書とパートを分けて財務諸表の分析結果を解説していきます。

VISAの損益計算書

まずは損益計算書から確認していきます。

粗利益率、純利益、純利益率の推移

粗利益率が40%を超えると何らかの永続的競争優位性を持つ可能性が高い

粗利益率は2016年まで40%前後、2017年以降は2020年を除き、50%台を推移しています。コロナの影響を受けてしまったものの、デリバリーなどでV字回復を達成しています。

純利益は右肩上がり、売上高に占める純利益の割合は20%以上だと永続的競争優位性を持つ可能性があります

純利益率も粗利益率と同じような推移をたどっています。おおむね永続的競争優位性を持つ項目に当てはまると言えます。

ただ純利益額は右肩上がりというわけではありません。

粗利益に占める販管費、減価償却費の割合

永続的競争優位性を持つ企業は、販管費が一貫して低い傾向にある

永続的競争優位性を持つ企業は粗利益に占める研究開発費、減価償却費の割合も低い。激しい競争に打ち勝つために新商品の開発や工場費にお金をかけ続ける必要がないから。

販管費や減価償却率はそこまで高くないです。かなりCMを流しているイメージですけどね。

日本ではすでに生活に深くマクドナルドが根付いているので、広告費などのコストを大量に払う必要がないのかもしれません。

営業利益に占める支払利息の割合

永続的競争優位性を持つ企業は営業利益に占める支払利息が15%以下の可能性が高くあります

2020年を除き、15%を下回っています。右肩上がりの推移であることが今後の懸念点ですね。

 

EPS(一株当たり利益の推移)

PER(一株当たり利益)とは?

PER=当期純利益÷発行済み株式総数。PERが高いほど、株価も高くなる

永続的競争優位性を持つ企業は、10年間でのPERの推移が右肩上がりになる可能性が高い

緩やかではあるものの、右肩上がりの推移になっています。

コロナの影響を受けているものの、損益計算書では、永続的競争優位性を持つ要素はほぼ当てはまっていました。

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マクドナルドの貸借対照表

続いて貸借対照表の項目に移ります。

現金・現金同等物、純利益と棚卸資産の推移比較

永続的競争優位性を持つ企業、優良ビジネスは、大量の借入金や株式発行、資産売却なしで本業で収益を上げた結果、大量の現金を保有できている可能性が高いです

一時期業界平均より現金保有が少ない時期もありましたが、直近2年は再び追い抜いています。

総売上高に占める売掛金の推移

売掛金とは?

商品やサービスを後払いとして取引すること

総売上高に占める売掛金の割合が一貫して同業他社より低い場合、永続的競争優位性を持っている可能性があります。

2017~18年を除き、下回っています。

有形固定資産(土地および生産設備)、のれん代


競争優位性を持っていると、現在の設備を使い切るまで使用すればよいので経費が掛かりません。激しい競争にさらされている企業は、どんどん設備投資していく必要があり、莫大な経費が掛かります。

土地や生産設備に当たる有形固定資産は微増微減の推移をしています。

用語解説

のれん代:ある企業を買収するとき、帳簿価額(買収される企業の純資産)よりも高い代金を払った場合、超過分がのれん代に載る

永続的競争優位性を持つ企業は、長期にわたり、のれん代が増加している可能性がある

一方ののれん代はほぼ横ばいです。ただ。2019年にはドライブスルーの音声技術向上のために企業買収をしています。

ROA(総資産利益率)、ROE(株主資本利益率)の推移

ROAとは?

総資産利益率。企業が効率的に資産を使用しているかを示す。


ROEとは?

自己資本利益率(株主資本利益率)。企業が内部留保を有効に使っているかを示す。

〈コカ・コーラは430億ドルの資産にたいして総資産利益率が12%、(中略)〈ムーディーズ〉は17億ドルの資産にたいして総資産利益率が43%である。(中略)たとえば〈コカ・コーラ〉に対抗すべく430億ドルを集めるのは不可能だが、〈ムーディーズ〉に対抗すべく17億ドル集めるのは、可能な範疇に入ってくる。(中略)〈ムーディーズ〉の根源的経済性は〈コカ・コーラ〉よりもはるかに脆弱と言える。なぜなら、業界への参入コストが著しく低いからだ。

「バフェットの財務諸表を読む力」より

ROAは業界より高い数値です。ただ豊富な資産とクレジットブランドで50%を超える支配率から、競合が現れることは少ないと考えられます。

ROEも業界より高い数値が出ているので、永続的競争優位性が確認できます。

自己株式調整済み負債比率と内部留保

永続的優位性を持つ企業は自己株式調整済み負債比率が0.8以下で、内部留保は増加していく可能性がある

内部留保は着実に積み増しされています。
自己株式調整済み負債比率は2019年以降0.8を上回っています。


長期借入金の推移

優良企業の稼ぎ出す純利益は3~4年ですべての長期借入金を返済できるようになっている

短期借入金は長期借入金を上回ってはいけない

2021年の長期借入金が約25000、純利益が約7500です。
約3.3年で返済できる状況ですので、そこまで不安要素はないかなと考えています。

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マクドナルドのキャッシュフロー計算書

最後にキャッシュフロー計算書の項目を確認していきます。

純利益に占める資本的支出の割合の推移

永続的競争優位性を持つ企業は、純利益に占める資本的支出の割合が減少する傾向にあります。なぜなら競争にさらされることで発生する、新たな資本投資をする必要がないからですね。年間の割合が50%以下、なかでも25%以下ならさらに永続的競争優位性を持つ可能性は高くなります。

2015年以降は資本的支出が50%を下回っています。2018年には増加していますが、再び減少しています。

減価償却費率も増えていないことから競争に勝つための過剰なコスト投入はされていなさそうです。

自社株買いの推移

永続的競争優位性を持つ企業は、優れた収益性を活かして長期的に自社株買いを行う傾向にあります

自社株買いは10年以上実施されています。内部留保が積み増しされているので潤沢な資金があると言えます。

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マクドナルドの財務諸表分析まとめ

本記事の要約


①コロナの影響は大きく受けたが、2021年は回復傾向。
②株価上昇率はS&P500の推移とほぼ同じ。配当はやや高め
③世界最大のフランチャイズで優位性があり、財務データ3種からも永続的競争優位性を持つ要素が多数確認された

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