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『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』の書評・要約まとめ【読解力向上のための必読書】

みなさんこんにちは。サイジです。毎日読書をしています。

『東大読書』を読みたい人
『東大読書』を読みたい人
『東大読書』の要約を知りたい

こちらの要望を解決していきます。

※本書の正式名称は『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』ですが、通称「東大読書」で世間に注目を浴びているので、本記事も『東大読書』を使わせていただきます。

東大読書は発行部数19万部となったベストセラーのビジネス書です。

著者の西岡壱誠さんは無名校のビリ(偏差値35)から「読む力」と「地頭力」に焦点を当てて能力を磨いた結果、2浪を経て東大に合格されました。

現在は、人気漫画「ドラゴン桜2」へ情報提供を行うプロジェクトリーダーもされており、幅広く活躍されています。

同著の『「自分の意見」の方程式』もレビューしていますので、合わせて読んでみてください。

本書から得られることは以下の3つです。

・本を読みこんで自力で考えられるようになる具体的なノウハウがわかる
・長文読解の解き方がわかる
・「読んでわかった気になる」現象を食い止めることができる

上記から、以下に当てはまる方は本書を読まれることをオススメします。

・長文読解問題に悩む中高生
・読んだ内容をすぐに忘れてしまう方
・地頭力・読み込む力を身につけたい方

本書は「読む力」と「地頭力」を身につけるための具体的な実践方法と選書のしかたが紹介されています。

今回は、そんな『東大読書』の書評・要約をしていきます。

それではいきましょう。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』の基本情報

『東大読書』の基本情報についてみていきます。

書名:「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書
著者:西岡壱誠
出版月:2018年6月14日
出版社:東洋経済新報社
定価:1400円+税

著者の西岡壱誠さんのプロフィールはこちらです。

東京大学経済学部4年生。
東大輩出者ゼロの無名校のビリ(偏差値35)から東大合格を目指すも、2浪。崖っぷちの状況で、東大入試でも各教科で求められる「自分の意見」の作り方を徹底的に研究した結果、東大模試第4位になり、大逆転で東大に合格した。
現在は、東大で40年以上の歴史を持つ書評誌「ひろば」編集長、人気マンガ「ドラゴン桜2」(講談社)へ受験や学習全般に関する情報提供を行う「ドラゴン桜2東大生プロジェクトチーム『東龍門』」のリーダー、2019年5月にリリースされた勉強系webマガジン「Study-Z」の編集長を務めるなど、多方面で活躍している。
19万部を突破したベストセラー『東大読書』や7万部を突破した『東大作文』(以上、すべて東洋経済新報社)など多数の著書がある。(『「自分の意見」の方程式』より引用)

本書は2部構成となっており、前半が読書の実践方法、後半が本の選び方が記されています。

Part1 地頭がよくなる「東大読書」の5STEP
STEP1 仮説作りで「読み込む力」が劇的に上がる
STEP2 取材読みで「論理の流れ」がクリアに見える
STEP3 整理読みで難しいことも「一言」で説明できる
STEP4 検証読みで「多面的なモノの見方」を身につける
STEP5 議論読みで本の内容を「ずっと記憶」しておける


Part2 東大流「読むべき本」の探し方
METHOD0 「得るものが多い本」をどう探すのか
METHOD1 売れている本・ベストセラーを選ぼう!
METHOD2 信頼できる人のレコメンデーション
METHOD3 時代を超えて読み継がれている古典
METHOD4 今年のマイテーマを決める
METHOD5 「読まず嫌い」を避ける

目次を読み込んで事前情報を得たほうが、本の内容の理解が圧倒的にしやすくなります。

『東大読書』ではこのような「読む力」と「地頭力」を鍛えられる本の読み方を一から解説しています。

休みの日に2時間使えば、読めるような本ですので気軽に手に取ってみてください。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』の要約・まとめ

続いて、要約についてご紹介します。

要約①:能動的な読書で「本を読みこむ力」と「地頭力」を同時に鍛えられる
要約②:上記2つの力を支えるには「読解力」「論理的思考力」「要約力」「客観的思考力」「応用力」を磨くことが必要
要約③:理想的な選書=今自分に必要な本

ひとつずつ解説していきます。

要約①:能動的な読書で「本を読みこむ力」と「地頭力」を同時に鍛えられる

ただ、本を読むだけでは一時的な情報の仕入れで終わってしまい、すぐに忘れてしまいます。

本は内容が長いので「わかったような気」になってしまって、しっかり学ぶ機会を逸している可能性があるんですよ。

『東大読書』では本から学んだ内容を頭にとどめておくだけではなくて、自ら考える力を養う方法も詳しく書かれています。

読み方を変えるだけで、あなたは飛躍的な進化を遂げます。

要約②:上記2つの力を支えるには「読解力」「論理的思考力」「要約力」「客観的思考力」「応用力」を磨くことが必要

「本を読みこむ力」と「地頭力」を身につけるためには、「読解力」「論理的思考力」「要約力」「客観的思考力」「応用力」の力を磨く必要があります。

以下の表をご覧ください。

本書では、この5つの力の磨き方を5つのステップに分けて解説しています。

仮説作り:文章全体の流れを理解する仮説作り、部分的なヒントを得る装丁読みをすることで本の内容の理解を助ける
取材読み:自分で質問を考えて読解するために文章に質問や疑問を投げかけることを意識
整理読み:1節1章を一言で説明できるようにする。わかった気になるのを防ぐ
検証読み:複数の本を並行して読むことで多面的にモノを見、頭に残りやすくする
議論読み:アウトプット(感想をいう)を意識することで、インプットの質が変わる

読む前・読んでいるとき・読んだ後に分けて各能力を引き上げる方法を紹介しています。

要約③:理想的な選書=今自分に必要な本

自分が得るものが多い本を選ぶ」ためには、「その時の自分に合った本」を選ばなければいけない。(中略)そしてそのためには、「自分には今、どんな本が必要で、どんな本を読めば知識が多く得られるのか、考える力がつくのか」を考える必要があるのです。(『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』p234より)

上記をもとに選書する基準は5つあります。

1.ベストセラーを選ぶ:多数の人が支持する理由、その本が喚起した議論から現在主流の論点がわかるから
2.信頼できる人からのレコメンデーション:自分よりその分野に詳しい信頼できる人のほうが適切に選書できるから
3.時代を超えて読み継がれている古典:時代の流れに負けない力があり、現代作品のベースとなっているから
4.今年のマイテーマを決める:同じ分野の本をある程度いっぺんに読んだほうが、得られるものが多いから
5.「読まず嫌い」を避ける:読んだことのない本を読むことで、新しい知識が新しい思考を開く可能性があるから

上記5つの基準をもとに選書することで、今読まなければいけない本、読んだほうがいい本がはっきりわかってきます。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』の書評

続いて、『東大読書』の書評をご紹介していきます。

書評①:当時偏差値35だった著者が東大合格するまでに獲得した知識とノウハウが凝縮されている
書評②:多くの知識を吸収して能力を磨ける読書方法の教科書的1冊

ひとつずつ解説していきます。

書評①:当時偏差値35だった著者が東大合格するまでに獲得した知識とノウハウが凝縮されている

当時偏差値35の著者・西岡壱誠さんが東大に合格するために、かなりの分析と研究を重ねられてきました。

その結果、西岡さんは読書を通して「読む力」と「地頭力」を身につけられるように『東大読書』に落とし込んでいます。

それらをやみくもにそれらの力を磨こうとすると、相当な時間をかけることになります。

でも西岡さんの努力の結晶である『東大読書』を読むことで、その時間の短縮ができ、能動的な読書をする努力に時間に充てることができます。

書評②:多くの知識を吸収して能力を磨ける読書方法の教科書的1冊

本書は、読む前・読んでいるとき・読んだ後の順番で読書するうえでのポイントを列挙しています。

なので読みやすいことはもちろん、実践しやすい構成になっているんです。

読書するための教科書だと思えば、わからないところをもう一度読み直して再度取り組んでみる、というような使い方ができます。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』を読むべき理由

最後に『東大読書』を読むべき理由をご紹介します。

理由①:読書して「わかった気」になっている錯覚から目覚めることができるから
理由②:東大生並みの能力まで磨くことができ、誰でも実践可能だから

ひとつずつ解説していきます。

理由①:読書して「わかった気」になっている錯覚から目覚めることができるから

「読み終わったその本の内容を一言で言ってください」と言われたら、すぐに答えることができますか?

多くの人はすぐに返答できず、詰まってしまうと思うんです。

でも一言でその本のことを言い表せることができないなら、実は内容を理解したとは言えません。

本書では「わかった気」になっていた錯覚から目覚めることができ、実践すれば内容を理解し、さらに自分で考える力を身につけることができます。

理由②:東大生並みの能力まで磨くことができ、誰でも実践可能だから

本書に書いてあることは誰でも実践可能です。

難しいことは一切書いてありませんでした。

当時偏差値35だった著者が実践して東大合格という結果を出していますので、あなたも本書の内容の通り忠実に行動すれば、相当な「読む力」と「地頭力」を身につけることができます。

もしあなたが「もっと本の内容を理解して能力を磨きたい」と少しでも頭の片隅にあるなら、『東大作文』がその思いを実現させてくれます。